読書感想文「少女はセックスをどこで学ぶのか(宋美玄)」

赤色を基調としたカバーデザイン、刺激的なタイトル‐この2つの要素だけでも、「本書を手に取って、真剣に熟読してみよう」、という読者層だけではなく、「へえ、そういえばよく知らないな。一度中身を読んでみるか」といったような、いわば「興味本位」で購入する読者層の取り込みも目的としているのかというのが、まず最初に本書を一読した後の感想だ。

 

というのも、中身のネタバレにはなるが、タイトルでうたわれているような「少女はセックスをどこで学ぶのか」ということの具体的内容について、本書の中で占められている割合はそれほど多くはないからだ。

 

それよりもどちらかといって、避妊をしないリスクを伴ったセックスとその結果生じた性感染症や、妊娠・中絶の悲劇、インターネット上にあふれるアダルトメディアから得た、性に関する誤った知識、娘の初体験などについて、あまりにも無知な両親の姿などに関する内容が、多くの紙面を割かれている印象だ。

 

 

 

また、全体を通して「性についてなにもしらない少女は無垢」「責任感のないパートナー(彼氏)は一方的に悪」「実の娘の性事情についてなにも知らない両親は無知」といったような論法、論調を感じるのも、私(当方男性)にとってはやや疑問に感じた。

 

本書第4章で、ハタチそこそこの女性陣と筆者との間で開かれた座談会の様子が収められており、それなりにリアリティがある会話など書かれているが、ここでも「女性がどこでセックスを学ぶか」というよりも、性に対して思いやりのない彼氏や無知な両親との関係などが強調されている感がある。

 

ただし、筆者・宋 美玄氏は本書を通して伝えたいのは、同じ女性として、そのような無知な状況から自分の体を傷つけたり、ときには自分に宿った命をもなくなく堕ろさなければならないような悲惨な状況に陥る女子を、一人でも減らしたい、という思いは全体的に伝わるものがあった。

 

そこはさすが女医である。「女医が教える 本当に気持ちのいいセックス」で一世を風靡した筆者だけに、私自身、読む前に少し偏見があったかもしれない。しかし本書が人間の体の神秘と、女性の幸せを願って書かれた作品であることは間違いないと思う。

 

(30代男性)

 

 

 

 

少女はセックスをどこで学ぶのか (一般書)
宋 美玄
徳間書店
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1 件のコメント

  1. JUMP#八乙女光LOVE より:

    タイトルの答え 答えたろか?

    イマドキ、みんなJSの頃から周りのバカな
    男子がゴチャゴチャそうゆうエロいこと
    ゆうとるから学校でも学ぶ(W)わ!!!
    それにJCなったらみんな彼氏とかつくって
    お互いの家でやったりホテル行ってるの
    ざらにおるで!!!てゆ~か
    彼氏いないとかやったことないとか
    逆にジミーズやろ!!!W
    うちらのこと舐めてんの?W

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