読書感想文「メンタルが強い人がやめた13の習慣(エイミー・モーリン)」

「自分を哀れむことは、自分をだめにすること」。何事も長続きせず、すぐにあきらめてしまう自分を変えようと思って手に取った本だが、自分の内面や考え方のクセについて、深く考えさせられる事になった。私が目標をなかなか達成できないのは根性がないからではなく、自己憐憫や犠牲者意識に浸って、下を向いているからではないのか。
 
前を向けない人間が、先に進めるはずもない。本書は「メンタルが強い」という事はどういう事かについて書かれた本だが、今まで自分が無意識にしてきた「自分を哀れむ」ということが、いかに自分自身をダメにしているかについて教えてくれた。「自分には運がない」とか「私はこんなに頑張っているのに」などという考えは、自分の責任から逃げているだけにすぎないのだ。
 
そして、自分を認めて欲しいという甘えた考えを他人に押し付けるという、迷惑な行為であるということにも遅ればせながら気づくことができた。そして人はいかに自己憐憫に陥りやすいかも知ることができた。それからはすぐに自分を哀れみたがる心のクセに気をつけるようにして、本書にあった「自分を哀れむことは、自分をだめにすること」の言葉を自分に言い聞かせるようになった。

 
 
 
初めのうちはスマホのメモアプリにこの言葉をメモし、忘れないために日に何度も読んだりしていた。今でも自己憐憫に浸るクセは完全に治ったわけではないが、自分で「また悪いクセが出てるな」と分かるようになり、どっぷり浸る前に抜け出せるようになった。私の場合は、自己憐憫と同時に犠牲者意識も持ちやすく、家族との関係がうまくいかないのも過剰な犠牲者意識のせいではないかと思うようになった。
 
犠牲者意識は甘えでしかないと気づいてからは、自分の行動を少しは冷静に見ることができるようになり、独りよがりで頑張りすぎる事が減った。努力は他人に感謝されるためにするのではなく、自分自身のためにするものだと思えるようになったら、無理をすることがなくなった。そして家族との関係も、自分自身の気持ちも少し楽になった。
 
そして不思議な事に、物事を根気よく続ける力が前よりついてきたのだ。自分を哀れむことをやめたことで、感情ではなく思考で行動できるようになり、目標に向かってコツコツ努力を積み上げていく事が前より容易になってきたのだと思う。これからも自分の心のクセに気をつけながら、もっと根気強い人間になれるよう努力していきたい。
 
(40代女性)
 
 
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