読書感想文「夢を叶える夢を見た(内館牧子)」

私は20代の頃は後悔の連続でうまくいかない人生に苛立っていた。現状から抜け出したい。やりたい事に挑戦したい。このまま後悔だらけの人生で終わりたくない。本当に今考えると粋がっていたとしか思えないくらい人生に対して不満ばかりだった。

 

そんなときに図書館で見つけた本それがこの本だった。タイトルに惹かれて借りてみた。早速読んでみると終始感動の連続だった。自分のやりたい事に向かって失敗を恐れずに進んで成功した人、失敗した人、自分のやりたいことをやらないままに失敗した人、成功した人の話である。

 

まさに私の当時の苦しみを分かってくれたかのような本だった。私はとても励まされた。それと同時に夢を追い続けることの難しさも実感させられた。中途半端な気持ちでは夢に破れてしまう。私は自分に自信が無かった。自分の性格や今おかれている状況を総合的に判断して私は夢を諦めた。

 

 

昔から思い描いていた未来は私には手に入れられない。現実と向き合うことにした。私は夢を追わないで後悔した人間になってしまった。後悔したというよりも諦めなければならないと思った。私には無理だ。無理だなんて思いたくもなかったが実際無理なんだから仕方ない。

 

私はマラソン選手になりたかった。それで働きながら一生懸命練習して何歳で何分で走って、何歳のときはマラソンでこのくらいのタイムで走りたい。さまざまな目標を立てて地道に努力した。しかし努力したけれど無理だと気づいた。ちょうど22歳の夏だった。私はマラソン選手にはなれない。

 

なぜなら22歳のときに目標のタイムで走る事が出来なかったからだ。スポーツ選手は若ければ若い方が有利だ。だから最低限決めたタイムですら走れない私にマラソン選手になる素質はなかったのだ。諦める事は辛かったけど、それまで努力して一生懸命頑張ったから納得の行く諦めだった。

 

でもやはり諦めたというのはどこかで後悔している部分もあったし、自分はださいなと思ったのも事実だ。何一つうまく行かなくて結局何も手に入れれなかった。だけどこの本を読んで少し救われたきがした。

 

(30代女性)

 

 

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