読書感想文「フォレスト・ガンプ(ウィンストン・グルーム)」
「フォレスト・ガンプ」の読書感想文 この本を読んでみて率直に思った感想は感動する本である。さらに生き方についてとても勉強になる本だ。理由を説明すると、フォレストガンプは産まれながらに脳に障害をもっていて、人より勉強ができ...
「フォレスト・ガンプ」の読書感想文 この本を読んでみて率直に思った感想は感動する本である。さらに生き方についてとても勉強になる本だ。理由を説明すると、フォレストガンプは産まれながらに脳に障害をもっていて、人より勉強ができ...
西川美和は映画監督としても小説家としても大好きで、全ての作品をチェックしてきた。なので今作への期待も大きかったが、全く裏切られることはなかった。映画を観る前に小説を読んだのだが、映画になったらこんなふうだろうな、と映像が...
日常に潜むモヤッとしたものを代弁してくれた感じがする。純粋に物語としてもとてもおもしろく読めた。主人公の顔がだんだん旦那に似てくる、という不思議な現象が物語の軸になっているが、これにはものすごく共感できた。 ...
「王とサーカス」の読書感想文 主人公万智(まち)の葛藤が本当にリアルだった。ジャーナリストとして情報をつかんで伝えることは普通のことのはずなのに、なぜ・何のために伝えるのだろうかと考えてみると、ことばが見つからないのだ。...
この本は3つの物語をある惑星の大学図書館の司書が,カップルの学生に研究のための文献として紹介していくという形で描かれたSF小説である。読者はその学生とともに,舞台となっている宇宙とそこに生きる種族とその歴史を垣間見ること...
「無人島に生きる十六人」の読書感想文 この本を読んだ時、私は昔の日本人の偉大さに感心し日本人であることに誇りを持った。そして、少しばかり今の自分が恥ずかしくも思った。この本に描かれているのは「みんなは一人のために、一人は...
元々キャンプ、アウトドアスポーツ、温泉が趣味であったが、結婚してからはほとんどそのような趣味の時間が無くモンモンとしていた。そんな時ふとWebショップで”野宿〜”なる本のレビューを見つけるのだが、そういうものを前面にうた...
ああ私、こんな世知辛い平成の世でなく、江戸時代で生きたかったなぁ、読み終えたとき、まず私の心に浮かんだのは、そんな言葉だった。もちろん江戸時代に暮らす人々は、ただ、のほほんとのんびり暮らしているわけではない。  ...
この物語の良い所は、主人公が30代の男性で年収は平均的、独身、そして将来への漠然とした不安と「自分はこのままで良いのだろうか」という悩みを持っているという部分だと思います。この設定で、まず彼に親しみを感じ、その先の物語が...
簡単にいうと、彼女が幼い時の、ナチによるユダヤ人攻撃の回想ですが、もう年齢もかなりいっているのに、細かなところまで表現され、記憶されていることに驚きました。その時代、大人であれば矯正収容所へ入れられ、残酷な扱いを受けたで...
「義経」の読書感想文 私は驚きました。同じ日本人なのに、生まれた時代が変わるだけで、社会がこうも変わるものだろうか。当時この日本という国が東と西で真っ二つに別れており、東日本に住んでいた人間は西日本に住む人間と違う異人種...
「ツ、イ、ラ、ク」の読書感想文 この小説は、だいぶ前に1度読んだことがあって、そのときと最近とで読後の感想がだいぶ違う。昔読んだときは、主人公の早熟ぶりがいやらしいとか、そういうことしか感じなかった。主人公だけでなく他の...
「ペスト」の読書感想文 泣いた。初めて読んだ時に泣いて、それから読むたびに泣いてしまう。私は結構な読書家で相当数の本を読んでいるつもりなのだが最初に読んだのが確か大学時代だったろうか?それでも今だにたぶん一番好きな小説な...
「人間とは何か?」の読書感想文 老人と青年の語らいの中で、老人があまりにも悲観的であり過ぎるのがとても悲しいけれど現実的である。それに対して青年は繰り返し楽観的とも言えない世間の常識や「良心」を持ち出しては老人に分析され...
これは、第三次世界大戦後の世界の話である。主人公のリック・デッカートは他の星から逃亡してきたアンドロイドを処理する仕事をしている男性で、この物語は、そのリックと火星から逃げてきた8体のアンドロイドの話である。  ...
「99%の会社はいらない」の読書感想文 私がこの本を読んで強く感じたことは、自分が面白いと思うことに挑戦したほうが良いということと、時間を有効に使わないといけないということだ。現在、社畜という言葉が社会で流行している。社...
「トカトントン」の読書感想文 「拝啓。一つだけ教えて下さい。困っているのです。」という、冒頭の三文だけでこの作品はきっとおもしろいと直感が働いた。 安易かもしれないが、実際に私は20分ほどでこの作品をいっきに読んでしまっ...
「方丈記」の読書感想文 方丈記は無常を描く話とは知っていたが、まさかここまで無常を極めた作品だったとは知らなかった。何人もの人が朝顔の露のように死んでゆく。また大火事でなんとか命は助かったが、大事にしていた家や財産は姿を...
「ゴールデンスランバー」の読書感想文① 仙台で首相が爆殺される事件が発生するのだが、何故かまったく無関係な青柳という男が暗殺犯として取り上げられてしまった。明らかに濡れ衣であるのに、何故か用意周到に青柳が絶対に犯人だとい...
「白い巨塔」の読書感想文① この物語は、もう40年以上も昔にかかれたものです。そして、医学界のいろいろな問題について描かれています。また、映画化やドラマ化もされ、話題になったものです。原作を読んでみて、医学界の闇というも...