読書感想文「花のベッドでひるねして(よしもとばなな)」
「花のベッドでひるねして」の読書感想文 こんなに愛された子どもがいて、子どもから愛された親がいて、幸せな光に包まれた気持ちにさせてもらえた。海岸に捨てられていた赤ちゃんを、病気で子どもが産めなくなった女性が連れて帰り、血...
「花のベッドでひるねして」の読書感想文 こんなに愛された子どもがいて、子どもから愛された親がいて、幸せな光に包まれた気持ちにさせてもらえた。海岸に捨てられていた赤ちゃんを、病気で子どもが産めなくなった女性が連れて帰り、血...
「かもめ食堂」の読書感想文 この本を読んで一番心に残ったのは家族以外の人たちと深い絆で理解し合ったり、時には手を差し伸べたりすることがこんなに自然にできるのだということだった。主人公のサチエが異国の地で開いた小さな食堂に...
「夢幻花」の読書感想文① この書籍の表紙イラストの鮮やかさに目を奪われた。次に本の帯に書かれていた「黄色いアサガオだけは追いかけるな。」「黄色いアサガオには手を出すな。」のキャッチコピーに惹かれてしまい手に取った。 ふと...
「田園発 港行き自転車」の読書感想文 心が洗われる、いや、浄化された。本当に読んで良かったと思えた小説だ。特別大きな事件が起こったり、揉め事があったりすることなく、普通の人たちが丁寧に日々を過ごすことで、富山に繋がってい...
この本は60代高齢女性が1人暮らしする様子がずっと書かれています。イメージ的に独居老人とはさびしいとかつらいとか悲しいとかマイナスなものしか思い浮かばないのですが、この本はそういうことはあまり感じない雰囲気でした。近所に...
本書を一読した限りでは、情報を整理し、ストーリーを追い、キャラクターを把握するだけで精いっぱいというのが本音だった。だから、何度も何度も読み返した。頭の中に「絵」を思い浮かべても、それは当然、読者である私の頭の中にある勝...
「ランドリー」の読書感想文 私はこのランドリーという本を読んで、自分自身の人間としてきちんと備わっている感情に安心しました。なぜ、そんなことを思ったかというと、この本は人の温かさ、優しさ、寂しさなどが純粋で表現されている...
ある一人のアメリカの建築家を知る為に私はこの本を探した。それは私の読んだ本の中で一番分厚いながらも捨てられない本だ。この本の中には、私の中の深いところににみなぎっている想いが詰まっている。私の運命の本である。様々な登場人...
「古都」の読書感想文 なんて美しい。なんて儚い。この本を読み終わったとき、まず最初にそう思いました。捨て子ではありましたが商家の娘として大切に育てられた千重子と、ふたごであった生き別れの妹の苗子が祇園祭で出会い、お互いに...
子供は素直だと思う。日常の全てが興味、不思議、謎でいっぱいだからだ。「好き」の気持ちでいっぱいなのだ。大人になっても出来るだけその気持ちは大切にした方がいいと思う。でも、大人は常に目の前の現実を見て日々闘わ...
「杜子春」の読書感想文① お金があればあんなことが出来る、贅沢な暮らしが出来る、行きたい所へ迷わずに行ける。色んな人にも会いに行ける。使い道次第では人助けたって可能になる。 だから私は元々お金が大好きな事は悪いことでは無...
「或る女」の読書感想文① 有島武郎さんの小説の中でも、特に有名なのが或る女である。ありのままの自分を突き通す女性になりたいと思えた話しだ。この小説は女性というだけで社会から抑圧されていたこの時代に、自分自身の生き方で社会...
「猫の事務所」の読書感想文① 苛めは残酷である。この物語は苛めがテーマである。いじめを受けている主人公になりきったようにに話を読み進めるとどんどんこちらが辛くなってきたり、いじめを行う他の登場人物に怒りを覚えてくる、そん...
「下ごしらえを先延ばしにしてしまえば、幸運は絶対に訪れてはくれない。どんなに大変でも、今日できることは今日してしまうこと。」人生の教科書とも呼べるこの本には、幸運になるためのヒントが詰まっている。私自身、「今日できること...
誰でも生きていると毎日毎日嫌なことや苛々する事ばかりだと思う。反対に、楽しい事や嬉しい事が起きてしまうと、別人になったように心がワクワクして来るかと思う。私もストレスやちょっとした状況の変化には弱く、少しでも何か自分に都...
ショッピングが趣味、という人はたくさんいるだろう。私もそうだ。お気に入りの店で今流行りの可愛い洋服や小物を試着しながら、あれもいいなこれもいいなとお買い物する時間は本当に楽しい。しかし、そうやって買ったたくさんの服たちの...
20年前の私が読むべきだった!読んでいたら、今とは違う人生を送っていたと思う。結婚に対して私が持っていた願望は、この小説の主人公・黒木さやかと似通ったものだった。『男性にそこそこ収入があって、自分は養ってもらう』。自分へ...
この本を最初に読んだ時の感想は、訳が分からないというものだった。もちろんいい意味である。終わっているようで終わっていない、驚きとも感動ともいえない、独特の味を見事に残した小説だと私はこれを読んで感じた。それゆえに大きな衝...
「大金星」の読書感想文 小説としては普通かもしれないが、実用書として読むとかなり役立つ本かもしれない。私はゲームオタク大学生ではないけれど(40代主婦)、主人公が勇気をもつことや、プライド・自意識を超えて行動するというこ...
この著作は沖縄の興南高校野球部の監督が書いた本だ。野球のための本ではなく人間として成長するための本である。甲子園に出るためには、日頃の生活をしっかりとしないといけないということが書かれているのだ。高校生だけでなく大人とし...