読書感想文「この子を残して(永井隆)」

私が長崎に行ったのは高校生のときの修学旅行で行ったのが初めてである。長崎も原爆の被爆地であるので平和学習を兼ねての修学旅行である。被爆をして自らの人体を研究に使われた永井隆医師の自宅も見学に行った。その時から永井隆医師と言う人の生き方に関心が高まり、永井隆医師が書かれた本がある事を知った。

 

原爆の投下により、長崎は一瞬にして灰となり永井隆博士の研究資料も灰となり、生きる希望を失ったにも関わらず半日ぐらい経てば新たな希望を持ったという話は素晴らしいと思った。私は、カトリックの学校に通っていたためカトリック教徒であった永井隆博士の話を身近に聞く事ができ、身近な存在にも思っていた。また、永井隆博士の娘が私の通う学校に講演に来られたとき、さらに永井隆博士の生き方に関心が高まったのである。

 

 

 

永井隆博士は、長崎の原爆の投下の半日ぐらい絶望しても原爆の投下による新たな病の研究をしないとならないと言う使命感みたいな希望を抱いたと言う事に感動した。自らも血友病に苦しみながらも、被爆した人の為に後遺症の病を研究されて自らの体も研究材料にされた点も感動できる。そして、この著書のように、原爆投下を忘れず後世に残そうと作家活動もされた事もとても共感できた。

 

「この子を残して」を読んでから、自分の生き方をみつめ直す機会になった。ひとつの事に信念を持って努力する大切さを学ぶことができたと思う。当時、高校生だった私は、進路を考える時に医師になることも1つの選択肢に入れいた。残念ながら、医科大には進学できなかったが、この「この子を残して」に出会ってからは、常に他人や世間のためにお役に立つ生き方をしていきたいと心掛ける様になった。

 

それは決して大きな事ではないかもしれない。けれど、小さな事でも良いから世間に役立つ生き方をしたいと常に考える様になった。どんな事でも良いから世間に役立つ生き方を探して行動を起こしたり、同じ考えの人とたくさん出会い交流することによって、人生を有意義に過ごす生き方が できる様になったと思う。

 

(40代女性)

 

 

 

 

この子を残して (アルバ文庫)
永井 隆
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