読書感想文「人を動かす(デールカーネギー)」

わたしは「人を動かす」という本を読んでとても印象に残った。この本は、わたしが新卒で入社が決まっていた会社に、入社前に読んでおくようにと支給された本だ。わたしも若かったので素直にその本を読んだのだが、それからの人生に大いに役に立つ本と出会えたと思った。

 

この本に書いてあることは、誰でもすぐに実践できることが書いているのである。「人を動かす」という本ではあるが「人が自分から動きたいという気持ちになって動くようになる方法」が書いてあるのだ。たとえば、相手の名前を覚えて呼んであげるだけで相手は親しみをもってくれるという。当たり前だが、みんながやっていない方法が書いてある。

 

わたしはこれを美容室で応用させてもらっている。自分の担当ではない美容師さんの名前も覚えて、名前を呼んで話しかける。それでだいぶん親しみをもってもらっていると思う。人というのは、自分の名前をとても大事にしているので、名前を覚えてもらえていると思うだけで認めてもらえてると感じるのだ。

 

 

 

わたしは20歳でこの本に出会い、頭の片隅にはいつもあった。今勤めている会社に入社した時、手を焼いた女性のパートの方がいる。わたしにとても傷つく言葉を言ってくるのだ。「あなたのところも早く一戸建てを建てないと」など、本当に余計なお世話だと思った。わたしは久しぶりに、この「人を動かす」という本をひっぱりだしてきて読んでみた。このパートの女性からの仕打ちに耐えかねたからだ。

 

どうしたら、そのようなことを言わなくなるのか本に書いてないかと思った。そこに書いてあったことでヒントになったことがあった。「人は、誰でも認められたいと渇望している」という言葉である。どんなに偉い人でも渇望していると書かれている。シェークスピアでさえそうだったのだと書かれていた。それは食欲や性欲、睡眠欲にも勝るものだと書かれていた。なるほどと思い、パートの女性の方に対して相手を認める言葉をたくさんかけてみた。

 

「あなたはあんな高級住宅地なのに素敵なおうちに住んで、誰もがうらやむ生活じゃないですか」や「パートで短時間しか来てないのに、仕事はめちゃくちゃさばいて帰りますね」など「そんなしょっちゅう旅行に行けてリッチですね~」と、ばんばん声をかけまくったのだ。

 

そうすると満足したからなのか、わたしに意地悪な言葉をかけてこなくなった。しかも、意地悪をいうどころか、わたしのことを認めだしたのだ。この本に本当に助けられたと思う。今も引き続き、パートの女性に対して認める発言を続けていますので、人間関係も良好になっている。たったそれだけのことを、教えて気づかせてくれた本に、とても感謝している。

 

そして、この本に出会わせてくれた元上司に本当に感謝している。あの新入社員の真っ新な自分だったので、なおさら本の内容を吸収できたのだと思う。何年たっても読み返して役に立つ本だと思う。これからも時々読みたいと思う。わたしのバイブルだ。

 

(30代女性)

 

 

 

 

 

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