「五体不満足」の読書感想文①
まずこの本の表紙の写真に驚かない人は居ないだろう。作者乙武洋匡さんの姿からは、手も足も見えない。電動車いすに乗っている笑顔の彼の姿。初めて書店でこの本を見たとき、全く彼に関しての知識の無かった私ではあるが、その驚きの姿に「読みたい」という感情が沸き起こった。私は、今まで図書館でもいろんな本を借りて読んできた。次男の成長に悩むことがあり、図書館の本を読み漁り、何か次男は普通の子とは違うのではないかと思い続けていた時期でもある。
そしてもう図書館に私の不安をぬぐってくれる本は無くなってしまったと思っていた時である。電動車いすの彼は笑っている。なぜに笑っているのであろう。彼、乙武さんが生まれたときにお医者様はお母様に子供のことを話せず、合わせる事も悩んでいた。親は子供が産まれる時に「五体満足」を願うものであるが、彼にはその五体のうち両手両足が不十分であったのだ。初めての子供で、初めての出産を終えたお母様にどう説明しようと周りの方々は悩み続ける。
そして母は息子に会うと「かわいい」と思ったそうだ。気も動転せず、素直にかわいいと思えたお母様はすごいと思う。手も足も違う息子にそう思えるお母様がいたからこそ今の彼なのであると思う。うちの息子は後日、発達障害であることがわかった。その時、私は「わかってよかった」と感じられたのは間違いなく、この本のお母様のことを知ったからであろう。受け入れるものは受け入れる。それから、息子のことをどうすればよいか考える。
その考えができたことは、息子との人生の中でよかったと思う。乙武君は普通に学校に通う。小学校も中学校も高校も大学も。親はあまり手伝ってくれない。過保護とは遠い世界の話である。できなければクラスの友達に素直に頼む。なんでも参加する。運動会も、部活動も参加する彼もすごいが、できないと言わないご両親もすごい。放任でなく彼個人として信頼できているからだと思う。乙武君はそこだけにとどまらず世界にも行く。彼にできないという枠はない。
また彼のご両親も心配はしてるが何も言わず、息子に任せられるところがすごい。うちの次男は見た目には全く変わりがないが、文字を書くときまっすぐかけない。マスに文字を入れられない。音に過敏に反応するなどの障害がある。そんな彼のために、いろんなところに出向いて説明した日々があった。発達障害がはっきりわかってからは対応ができるようになり、無駄なもめ事も減った。
しかし、乙武君の場合は親御さんが対応したという事が少なく、彼、個人に任せているのですごいことだと思う。大学のときに、家から通うのが遠いからと少し近くに越したくらいしか親御さんが前に出てくることがなかった。世の中には手も足もあっても何もできない子供がたくさんいると思う。親が過保護にわが子にはできないという場合もあると思う。でもこの本からはできないとか、諦めたということは全く存在しない。
この本から、うちの子、どってことないと思って育てられる力をもらったと思う。子育てに悩む前に子供のできることは何か考える、可能性は0ではない、そう思うようになった。
(50代女性)
この人あれやろ?
不倫してめっちゃ叩かれてた奴やろ?
でも、大人って可哀そうやなw
ふつう、ちょっとは飽きて他の人とも
やりたくなることあるやろw
うちら3又なんて普通やで!!!w
あなた、何も分かっていませんね。確かに不倫や三又はよくありませんがあなたのような方が好き勝手に人の悪口をいう人の方がダメだと思いますよ。あなたの常識がどんなのだか知りませんけど、人の悪口はそう簡単にネットに書き込んだりするようなものではないと思いますよ。